他の産業機器と同様に、水チラーも適切な動作環境で動作させる必要があります。そして、動作環境において重要な要素となるのが周囲温度です。ご存知の通り、周囲温度が0℃以下になると水は凍結します。しかし、水温は高ければ高いほど良いというわけではありません。プロセスによって必要な温度が異なるからです。水温が高すぎると、超高温警報が作動します。では、チラーの環境の最高温度はどのくらいでしょうか？
そうですね、チラーのモデルによって異なります。パッシブ冷却式水冷機CW-3000の場合、チラーの周囲温度の最高は60℃です。一方、アクティブ冷却式産業用水冷機（冷凍式）の場合、チラーの周囲温度の最高は45℃です。
